ニュース 電子 作成日:2018年11月23日_記事番号:T00080551
受動部品大手の華新科技(ウォルシン・テクノロジー)が、積層セラミックコンデンサー(MLCC)とチップ抵抗器の来年第1四半期に取引価格を前期比20%以下の範囲で引き下げることを顧客と取り決めたと米国系証券会社が指摘した。同社はこれに対して、第1四半期は非需要期で、今年は第3四半期の価格が高かったため調整の余地があるとしつつも、価格は顧客ごと、製品ごとに異なり、現在は交渉中でまだ確定していないと説明した。23日付自由時報が報じた。
台湾の証券会社は「来年第1四半期に前期比20%以下で価格引き下げ」との情報は信ぴょう性が高いとみている。米中貿易戦争の影響によって中国市場の需要が大幅に縮小し、この第4四半期はMLCCとチップ抵抗器の調達が前期比25~35%縮小すると予想している。来年第1四半期も受動部品の市況を慎重視している。
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