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EIHの電子看板、19年から利益貢献へ


ニュース 電子 作成日:2018年11月23日_記事番号:T00080555

EIHの電子看板、19年から利益貢献へ

 電子ペーパー(EPD)最大手の元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)の李政昊総経理は22日、デジタルサイネージ(電子看板)事業と電子ノート事業で成果が相次いでおり、来年から利益への貢献が見込めると明らかにした。23日付経済日報が報じた。

 EIHのデジタルサイネージ事業は交通、病院向けに注力している。今年半ばから上海・浦西地区のバス停留所に電子ペーパーを使用した案内標識を設置しており、設置数は年内に1,000カ所以上に達する見通しだ。

 電子ノート事業は教育機関、専門家、消費者向けに注力し、中国、日本市場の開拓を強化する方針だ。

 李総経理は、電子ブックリーダー新製品を今月発売した大口顧客向けの出荷が大幅に増えている他、電子棚札(ESL)も供給不足で、第4四半期の売上高は前期比横ばい以上が期待でき、来年の見通しはさらに明るいと説明した。EIHは例年、非需要期の第4四半期売上高が前期比20~30%減少していた。