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機械設備業の10月求人数、過去8年の同月で最多


ニュース 機械 作成日:2018年11月23日_記事番号:T00080563

機械設備業の10月求人数、過去8年の同月で最多

 労働部労働力発展署(労発署)が運営する求人ポータルサイト「台湾就業通」の統計によると、公営就労支援機関における機械設備製造業の10月の新規求人件数は前月比30.72%増、前年同月比11.81%増の4,583件で、同月としては過去8年で最多だった。自動化設備の旺盛な需要が要因とみられる。23日付工商時報などが報じた。

 機械設備製造業の10月の新規求人を地域別に見ると、台中市が25.42%を占め、高雄市の15.71%が続いた。職種別では「その他製造プロセス制御技術員」、「機械組み立て要員」、「機械エンジニア」の求人件数が求職者の3倍以上だった。

 一方、労働市場全体の10月の新規求職人数は前月比4.04%減の5万4,068人、新規求人件数は4.28%増の9万8,384件で1人当たり就業機会は平均1.82件となった。

 労働部によると、製造業の生産額は今年第3四半期まで8四半期連続のプラス成長で、旺盛な求人につながったようだ。製造業の10月の新規求人件数は前月比8.92%増の4万3,910件で、業種別で最も伸びが大きかった。