ニュース 政治 作成日:2018年11月25日_記事番号:T00080582
桃園市長選挙は民進党の現職、鄭文燦氏(51)が、13の行政区全てでリードし、再選を果たした。全22県市での民進党の惨敗を受け、鄭氏は自身の再選に「勝利の喜びはない」と語り、より謙虚に市政に取り組むと述べた。
鄭氏(前中)は、桃園市が若者が人生の出発点となるよう、経済と建設に全力を投じると表明した(24日=中央社)
桃園市長選挙の得票数は鄭氏が55万2,330票(得票率53.46%)、国民党の陳学聖氏(61)が40万7,234票(39.42%)だった。
鄭氏は2014年の市長就任後、桃園機場捷運(桃園空港MRT=都市交通システム)の開通や、桃園MRT緑線の着工、台湾鉄路(台鉄)駅の地下化推進など鉄道建設や、子育て支援政策に注力。市民の満足度が高く、従来予想通りの再選となった。一方、台湾中油(CPC)の観塘工業区(桃園市観音区)での第3液化天然ガス(LNG)受け入れ基地着工の決定は、戦局に大きな影響を与えなかった。
鄭氏は24日夜、勝利宣言を行い、市民の支持に感謝を述べると同時に、党派を超えて意見を取り入れ、桃園市を発展させると表明した。
陳氏(右3)は、実力が足りなかったと、敗北を宣言した(24日=中央社)
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