ニュース 機械 作成日:2018年11月26日_記事番号:T00080596
コンプレッサー最大手の瑞智精密の劉金賜副董事長は、米中貿易戦争の関税回避を理由に、桃園市観音区に年産能力200万台のコンプレッサー生産ラインを設置する計画だと述べた。自動化設備の購入に1億7,300万台湾元(約6億4,000万円)を投じ、来年第3四半期に生産を開始し、米国や台湾市場向けに販売する。24日付経済日報が報じた。
瑞智精密は、中国に生産移転する前に使用していた桃園市観音区の生産ラインを利用する。現在の主な生産拠点は、広東省恵州市、江西省九江市、山東省青島市。
瑞智精密は、コンプレッサー販売の世界4位。自社ブランドを持たず、世界の空調大手ブランドと緊密な関係を築いている。主な顧客は、世界最大手の中国の珠海格力電器(グリー・エレクトリック・アプライアンシズ)をはじめ、▽海爾集団(ハイアール)▽TCL集団▽シャープ▽ダイキン工業▽ゼネラル・エレクトリック(GE)▽ダイキン傘下の米グッドマン──などの海外メーカーや、台湾メーカーの▽声宝(サンポ)▽大同(Tatung)▽台湾三洋電機(SANLUX)▽禾聯碩(ヘラン)──など。
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