ニュース 商業・サービス 作成日:2018年11月26日_記事番号:T00080602
台北国際旅展(台北インターナショナル・トラベルフェア、ITF)が23日から開催される中、複数の大手旅行会社関係者は、来年の春節(旧正月、2019年は2月5日)シーズンの需要が例年を大きく下回っており、中でも日本、韓国行き旅行商品の販売が大幅に減少したと明らかにした。24日付経済日報が報じた。
雄獅旅行社(ライオントラベル)の游国珍総経理(中)は台北国際旅展で、年末年始の海外旅行の需要が落ちており、多くの特価商品を用意したと説明した(中央社)
ある旅行会社の幹部は、リタイアした軍人・公務員・教職員(軍公教)や小規模事業主などが旅行会社の主要顧客で、短距離路線の旅行商品の販売をけん引する存在だったが、7月からの年金制度改革により、需要が縮小していると指摘。旅行業界は来年も厳しいと予想した。
スーツ販売低迷
百貨店大手、遠東そごうの汪郭鼎松総経理も、今年の周年慶(創業祭)セールで、中産階級の減少を実感していると語った。衣料は売上高全体の約30%を占めるが、スーツなどの販売が前年を下回っており、周年慶セールの売上高が微増にとどまっているという。
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