ニュース 金融 作成日:2018年11月26日_記事番号:T00080603
通信キャリア大手の中華電信と金融持ち株会社、中華開発金融控股(開発金)傘下の凱基商業銀行(KGI)は23日、フィンテックによる革新的な金融サービスに実験の場を提供する「レギュラトリー・サンドボックス」に銀行業界初の認可が下りたことを受け、スマートフォンで融資申し込みをする際に「モバイル身分認証」を導入する実験を開始することを明らかにした。24日付経済日報が伝えた。
中華電信の鄭優董事長は、モバイル認証で融資手続きが加速すると述べた(23日=中央社)
実験は12月5日に開始され、上限は4,000人。1人当たりの融資上限は50万台湾元(約180万円)、実験計画全体の融資規模は2億元が上限となる。
将来的には中華電信のユーザーは、電話番号を6カ月以上維持し、未払いの電話料金がないことなどを条件に、銀行窓口を訪れなくても、スマホで融資申し込みが可能となる。取り組みは金融機関の顧客に対する与信の在り方の変革をもたらすことになりそうだ。
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