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頼清徳行政院長が続投、内閣改造も視野


ニュース 政治 作成日:2018年11月26日_記事番号:T00080607

頼清徳行政院長が続投、内閣改造も視野

 地方統一選挙での与党・民進党惨敗を受け、蔡英文総統に辞任を申し入れていた頼清徳行政院長はきょう26日午前、記者会見を行い、今後も留任して職務を遂行すると表明した。内閣改造を求める声が上がっていることについては「適当な時期に必要な見直しを行い、市民の期待に応えたい」とコメントした。中国時報電子版などが伝えた。

/date/2018/11/26/17lai_2.jpg頼行政院長(中)は、台湾鉄路(台鉄)プユマ(普悠瑪)号脱線事故を受けた鉄道の安全確保や、大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」第2期予算などの課題が待ち構えている(26日=中央社)

 頼行政院長は、辞任表明後、蔡総統と時間をかけて話し合いを行った結果、政務を中断させず、政局を安定させるため、最終的に慰留を受け入れることを決めたと述べた。

 頼行政院長は、各種政策の見直しを進める他、住民投票で成立した議題について速やかに対応する考えを示した。

 一方、同じく蔡総統に辞任を申し入れていた陳菊総統府秘書長も、「困難な時を共に共に支え、努力したい」と慰留を受け入れた。

 蔡総統は民進党主席を辞任した。後任については、「中生代」と呼ばれる1960~70年代生まれの世代に引き継ぐよう求める声が出ている。候補として▽桃園市長に再選を果たした鄭文燦氏(51)▽高雄市長戦で敗れた陳其邁氏(53)▽台中市長選で敗れた林佳龍氏(54)──などの名が挙がっている。