ニュース 政治 作成日:2018年11月26日_記事番号:T00080609
高雄市長選で当選した韓国瑜氏(国民党)は24日、今後の中台関係に踏み込んで言及し、中台による1992年の共通認識(92共識)が国民党の両岸(中台)交流における最高指導原則であり、高雄市政府に両岸作業小委員会を発足させる考えを表明した。26日付聯合報が伝えた。
韓氏(左)は、市長就任後まず、農業や漁業、工業製品の出荷を支援するプラットフォームを構築すると表明した(25日=中央社)
韓氏は「92共識に基づき、友好的かつオープンで前提条件なしに中国との通商交流を行い、高雄経済の出荷先を確保できるよう支援していく」と述べた。
韓氏は選挙戦で「物が売れ、人がやってくれば、高雄はもうかる」として、地元経済の活性化を強く訴え、テレビ討論でも92共識を支持する立場を表明していた。
今回の統一地方選で国民党から当選した次期市長らも呼応。台中市長選で当選した盧秀燕氏は「92共識は統一せず、独立せず、武力行使せずという内容であり、現状では最も経済発展につながる両岸の共通認識だ」と応じた。
また、再選を果たした林明溱南投県長は、韓氏が中心となり地方首長会議を開き、中国との接触を図るべきだとし、「中央がやらないのであれば、地方自治体がやる」と強調した。
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