ニュース 電子 作成日:2018年11月27日_記事番号:T00080618
通信キャリア大手、台湾大哥大(台湾モバイル)は26日、マイクロソフト(MS)と提携し、台湾で初めて企業向けに「Azure Stack」プラットフォームを活用したパブリッククラウド運用サービスを提供すると発表した。27日付経済日報が報じた。
呉営運長(左)。法人ユーザーの売上高拡大を目指す(26日=中央社)
台湾大哥大・企業ユーザー事業群の呉伝輝営運長は、Azure Stackは法人顧客に、▽ソフトウエア提供の「SaaS(サース)」▽コンピューターシステムを構築・稼働させるための基盤を提供する「IaaS(イアース)」▽ソフトウエアを構築・稼働させるためのプラットフォームを提供する「PaaS(パース)」──といったソリューションを提供することができ、▽金融▽小売り▽医療▽政府機関▽インターネット関連業者──などの業界で需要が見込めると語った。
市場調査会社、ガートナーの予測によると、2020年までに過半数の企業が社内のクラウド運用に外部の技術を利用するようになる。台湾の通信キャリアでは遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)もMSなどと提携し、来年のクラウド関連サービスの業績倍増を目指す。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722