ニュース 医薬 作成日:2018年11月27日_記事番号:T00080627
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は26日、10月に輸入された仏サノフィ製のインフルエンザワクチン13本から異物混入が見つかったと発表した。同一ロットの約51万本は返品され、市場に出回っていない。同社のインフルエンザワクチンからは、10月にプラスチック栓の品質不良による変色1本が見つかり、同一ロットの接種が中止されたが、今回の13本は別ロットだった。27日付聯合報などが報じた。
3価ワクチンで見つかった黒色の浮遊物は、米粒より小さい(TFDAリリースより)
TFDAによると、異物混入が見つかったのは公費接種の3価インフルエンザワクチン(ロット番号・R3J711V、R3J71)4本と、自費接種の4価インフルエンザワクチン(ロット番号・R3J721V、R3J72)9本。3価ワクチンからは黒色の浮遊物が、4価ワクチンからは白色の浮遊物が見つかった。
サノフィは、TFDAの指摘を受け、既に問題のワクチンをフランス本社に送っており、速やかに検査と原因究明を行うと説明した。
インフルエンザワクチンは今年10月、国光生物科技(アディミューン)製の1本からも製造過程で混入したプラスチック片が見つかっており、相次ぐ品質不良を受けて、TFDAはワクチンの外観検査を強化していた。
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