ニュース 金融 作成日:2018年11月27日_記事番号:T00080630
中央銀行(中銀)が26日発表した10月の市中銀行による住宅ローン貸付残高は、前年同月比5.03%増の6兆9,052億台湾元(約25兆4,000億円)と、21カ月連続で過去最高を更新した。また、建築融資残高も6.53%増の1兆8,145億元と、7カ月連続で過去最高を更新した。27日付工商時報が報じた。
住宅ローン貸付残高の年伸び率は過去7年4カ月で最大となった。これについて中銀関係者は、今年は不動産取引が控えられる旧暦7月「鬼月」(2018年は8月11日~9月9日)が9月初旬までずれ込んだことで、住宅購入も先延ばしされ、10月成約件数が前年同月に比べ大幅に増加したとの見方を示した。
銀行の融資担当者によると、10月の住宅市場は第3四半期に比べ、活発化しており、自宅利用の購入者が85%以上を占めるものの、購買意欲が上向いている。こうした中、新たな建設計画の推進を誘発し、資金需要が高まっており、建築融資残高の増加につながった。
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