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5Gモデムチップ封止、ASEと訊芯に恩恵予想


ニュース 電子 作成日:2018年11月28日_記事番号:T00080639

5Gモデムチップ封止、ASEと訊芯に恩恵予想

 クアルコム、聯発科技(メディアテック)、インテルなどが開発に全力を挙げる第5世代移動通信システム(5G)モデムチップは、6ギガヘルツ(GHz)未満の「サブ6GHz」帯とミリ波(mmWave)帯の二大周波数帯、および第4世代移動通信システム(4G)のLTEをサポートすべく、単一モジュール内に多くの高周波(RF)デバイスとパワーアンプ(PA)を統合する必要があるため、パッケージング(封止)にシステム・イン・パッケージ(SiP)が全面的に採用される見通しとなっており、日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)と訊芯科技が大きな恩恵を受けると予想されている。28日付工商時報が報じた。

 スマートフォン用チップサプライヤーは現在、来年上半期の認証取得と量産開始を目指し、チップ設計とエコシステム構築を加速させており、ASE、訊芯科技、米アムコア・テクノロジーといった封止業者は早くから商機獲得に向けた動きを見せている。

 中でも、ASEはSiP技術においてリードを保っている他、既に生産能力の構築も完了しており、クアルコム、メディアテック、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などから受注を獲得すると予想されている。