ニュース 電子 作成日:2018年11月28日_記事番号:T00080640
カーエレクトロニクス用プリント基板(PCB)世界最大手、敬鵬工業(チンプーン・インダストリアル)は27日の業績説明会で、今年4月末の大規模火災の影響が一段落し、来年は増収増益との見通しを示した。28日付経済日報などが報じた。
同社は、今年4月末に大規模火災があった桃園市平鎮区のP2工場とP3工場は月産能力5万平方メートル、連結売上高の15%相当で、月間売上高が3億台湾元(約11億円)減少し、第1~3四半期利益はわずか79万元だったと説明した。第4四半期からは、中国江蘇省常熟市での新工場完成や、タイ工場の生産ライン調整などで、来年は生産能力が5%増えると説明。来年第2四半期から自動車買い替えも増える見通しで、来年は増収増益と期待感を示した。
米中貿易戦争に関しては、同社の顧客が台湾やタイなど中国以外の生産拠点に関心を示している。タイ工場の赤字は、今年第1四半期の6,589万元、第2四半期の8,848万元から、第3四半期には4,534万元に縮小した。第4四半期も改善が見込め、来年の黒字転換を目指す。
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