ニュース 電子 作成日:2018年11月28日_記事番号:T00080642
液晶パネル中国最大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が先ごろ、3本目となる有機EL(OLED)パネルの第6世代生産ラインを設置すると表明したことを受け、有機ELパネル材料のFMM(ファイン・メタル・マスク)を生産する達運精密工業(ダーウィン・プレシジョンズ)が恩恵を受けると予想されている。28日付経済日報が報じた。
FMMは有機ELパネルの重要材料の一つだ。現在、量産能力を備えるのは日本の凸版印刷と大日本印刷(DNP)およびダーウィンの3社のみで、供給不足が続いている。
ダーウィンは第3四半期に新竹県湖口工場でFMMの量産を開始。現在の月産枚数は1,000枚余りで、約7割を中国のスマートフォンおよびウエアラブル(装着型)端末向けに出荷、台湾顧客は親会社の液晶パネル大手、友達光電(AUO)のみとなっている。
FMM量産を受け、ダーウィンの第3四半期純利益は1億7,600万台湾元(約6億5,000万円)と、前期の2.11倍に増加、前年同期比46.7%増加し、過去15四半期で最高を記録した。
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