ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

大型テレビパネル出荷、25年に5千万枚へ


ニュース 電子 作成日:2018年11月28日_記事番号:T00080643

大型テレビパネル出荷、25年に5千万枚へ

 市場調査会社のIHSマークイットの予測によると、60インチ以上の大型テレビ用パネルの2018年世界出荷枚数は2,000万枚へと、16年の1,000万枚余りからほぼ倍増し、25年には5,400万枚へとさらに増え、出荷割合は19%に上昇する見通しだ。出荷面積割合は16年の約12%から25年に33%まで高まるとの予想だ。28日付工商時報が報じた。

 パネル業界では、中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が今年第2四半期に世界初の第10.5世代工場を本格稼働し、来年は中国の深圳市華星光電技術(CSOT)と鴻海精密工業傘下の堺ディスプレイプロダクト(SDP)も第10.5世代工場を稼働する予定だ。第10.5世代工場の相次ぐ稼働により、65、75インチなどの大型パネルは供給増で価格が下落し、大型テレビの値下がり、需要拡大につながる見込みだ。