ニュース 商業・サービス 作成日:2018年11月28日_記事番号:T00080654
高雄市長選挙で国民党の韓国瑜氏が当選し、中台による1992年の共通認識(92共識)に支持を表明したことなどから、高雄市では中国人観光客の回帰に期待が高まっている。28日付中国時報が伝えた。
高雄市を含む台湾南部は、民進党政権発足後、中国政府の政策的圧力もあって、中国人観光客の足が遠のいていた。旅行業界団体は「地方自治体が対岸(中国)に誠意を示せば、中国人ツアー客が高雄での滞在期間を延ばすに違いない」と指摘した。既に深圳市(広東省)の旅行会社は「高雄4日間ツアー」の販売計画を打ち出した。滞在期間が3~4日間となれば、ホテル、飲食、小売りなどの業績アップにつながる。既に北京市のツアー会社は、台湾側に高雄市の旗津地区などを組み込んだ推奨コースの提示を求めているという。
中華民国旅行商業同業公会全国聯合会(旅行公会)によれば、統一地方選の影響で、11月に台湾を訪れた中国人観光客は年初来で最も少なく、先週は5,000人にとどまった。しかし、旅行公会は国民党の勝利を受け、中国人観光客が2~3割増えると期待している。
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