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11月消費者信頼感指数、過去13カ月で最低【図】


ニュース その他分野 作成日:2018年11月28日_記事番号:T00080659

11月消費者信頼感指数、過去13カ月で最低【図】

 中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した11月の消費者信頼感指数(CCI)は80.13ポイントで、前月比1.82ポイント下落し、過去13カ月で最低となった。CCIを構成する6項目のうち、「今後半年間の株式投資機会」が77.6ポイントと7.7ポイント下落し、過去22カ月で最低となった。28日付工商時報が報じた。

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 台経中心の呉大任研究員は、11月のCCI調査は統一地方選前の1週間に行われ、選挙の影響や台湾の輸出不調などで個人の投資マインドが悪化したと説明。選挙後に個人の投資マインドは改善しているが、米中貿易戦争が続いており、不確定要素は依然存在すると指摘した。

 CCIを構成する他の5項目は、▽今後半年間の就業機会、99.85ポイント(前月比1.05ポイント下落)▽今後半年間の物価水準、45.5ポイント(1.05ポイント下落)▽今後半年間の耐久消費財購入機会、89.55ポイント(0.85ポイント下落)▽今後半年間の家庭経済、86.35ポイント(0.3ポイント下落)──が下落し、「今後半年間の台湾景気」のみ81.95ポイントと0.05ポイント上昇した。