ニュース 電子 作成日:2018年11月29日_記事番号:T00080666
大日本印刷(DNP)は28日、台湾のメモリー大手、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)と、モノのインターネット(IoT)環境のセキュリティーレベルを高めることを目的に、大容量メモリーを搭載したeSIMとセキュアエレメントの開発で協業すると発表した。
大日本印刷は今回、IoT機器のセキュリティーを向上する部品「セキュアエレメント」の開発やSIMカード生産のノウハウを活用し、ウィンボンドの大容量セキュアフラッシュメモリーを搭載したセキュアマイコンを使用して、eSIMとセキュアエレメントを開発する。従来のeSIM、セキュアエレメントのメモリーの容量は大きいものでも1メガバイト(MB)程度だったが、開発する製品は4MBの大容量メモリーを搭載しており、多数のプロファイルを格納できるなど利便性が広がる。
eSIMは遠隔で通信プロファイルを書き換えることができるSIM。セキュアエレメントは、機密データやアプリケーションを搭載し、動作可能なハードウエアセキュリティープラットフォームを指す。
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