ニュース 電子 作成日:2018年11月29日_記事番号:T00080669
パソコン、マザーボードの受託生産大手、精英電脳(ECS)は28日、東南アジアに生産拠点を設置すると明らかにした。早ければ来年3~4月に量産を開始する予定で、進出先はタイとみられる。顧客である▽宏碁(エイサー)▽華碩電脳(ASUS)▽聯想集団(レノボ)▽デル──などの米国向けPCとビデオカードを生産するもようだ。29日付電子時報などが報じた。
ECSの楊龍光総経理は東南アジアを選んだ理由について、人件費などのコストが安く、人手も確保しやすいためと説明した。当初は用地と工場を借り受けて生産するという。
ECSは現在、中国広東省の深圳市に工場を持つ。東南アジアでの生産拠点新設は米中貿易戦争を受けての措置とみられる。
この他、楊総経理は、来年はモノのインターネット(IoT)、自動車向けなどPC以外の製品の売上高構成比を5~15%へと、現在の3~5%から引き上げたいと表明した。PC以外の製品は粗利益率が10~20%で、PC関連の3~4%を大きく上回っており、売上高構成比を高めて利益を拡大したい考えだ。
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