ニュース 機械 作成日:2018年11月29日_記事番号:T00080676
工作機械大手、程泰機械(グッドウェイ・マシン)は現在、中国と台湾からの手元の受注が8億台湾元(約29億円)に減少しており、受注見通しは2カ月しか立っていないと説明した。また、同じ程泰集団傘下の亜崴機電(AWEA)は、11月の新規受注見通しが2.4~2.5カ月と、上半期のピーク時から3~4割減少したと説明した。米中貿易戦争で中国向けが減少しているためだ。29日付工商時報が報じた。
工作機械メーカー、福裕事業(ファルコン・マシン・ツールズ)によると、9~11月の月間新規受注額は毎月約1億元と、上半期のピーク時の50%に減少した。
台湾機械工業同業公会(TAMI)と台湾区工具機・零組件工業同業公会(TMBA)の統計によると、10月の工作機械輸出額は3億300万米ドルで、前年同月比4.5%増加したものの、中国向けは9,578万5,000米ドルで8%減と、3カ月連続のマイナス成長となった。
工作機械業者によると、中国は世界最大の工作機械市場で、台湾製品の輸出先として32%以上を占め首位だ。米中貿易戦争によって、中国・海外資本を問わず中国投資が縮小しており、米国向けの輸出額は増加しているものの、中国向けの減少をカバーできていない。
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