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NEC、WiMAX研究開発センターを設立


ニュース 電子 作成日:2008年6月11日_記事番号:T00008068

NEC、WiMAX研究開発センターを設立

 
 NECは10日、WiMAX(ブロード無線通信技術)研究開発(R&D)センターを台北市に設立した。当初は台湾のユーザー側設備メーカーやシステム業者の相互接続テスト(IOT)を中心に行い、その後WiMAXシステムの研究開発(R&D)に取り組む計画だ。11日付経済日報が報じた。

 初期の投資額は2,000万台湾元(約7,080万円)で、技術者は5~6人。今後、業務規模の拡大に合わせて増額し、技術者も20~40人まで増やす予定だ。

 大同の林蔚山董事長は、「NECのR&Dセンター設立によって、台湾企業は製品開発から販売までにかかる時間を短縮することができる」と語った。同社傘下の大同電信は昨年、花蓮、屏東、高雄のWiMAX事業免許を取得、NECが大同電信の基地局設備を獲得した。林董事長は、大同綜合訊電の業務範囲を、今後、遠距離医療システムや在宅看護システムなどまで拡大していくと抱負を語った。