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春節ボーナス1.11カ月、過去5年で2番目の低水準【表】


ニュース その他分野 作成日:2018年11月29日_記事番号:T00080686

春節ボーナス1.11カ月、過去5年で2番目の低水準【表】

 求職求人情報サイト大手「104人力銀行」を運営する104資訊科技が28日発表した調査結果によると、企業の93%が春節ボーナス(年終奨金)を支給予定で、平均支給月数は1.11カ月と前年比0.01カ月増加したものの、過去5年で2番目に低い水準となった。29日付蘋果日報が報じた。

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 104人資学院の花梓馨シニア副総経理はこの理由について、宿泊業や飲食業が、労働基準法(労基法)改正によって人件費が増加し、業績が悪化したためと説明した。宿泊業の支給月額は0.64カ月と業種別で最低で、次いで飲食業が0.77カ月、倉庫・運輸業が0.83カ月だった。

 一方、支給月額が多い業種は、▽金融業、1.83カ月▽半導体業、1.5カ月▽石油・化学業、1.33カ月──だった。

 また、来年の賃上げについての調査では、企業の38.9%が賃上げを実施する予定で、過去5年で2番目に多かった。一方、賃上げ幅は平均3.65%と、過去5年で2番目に低かった。