ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中華電信、和泰から自動車用情報端末受注


ニュース 電子 作成日:2008年6月11日_記事番号:T00008069

中華電信、和泰から自動車用情報端末受注

 
 中華電信はこのほど、トヨタ車販売総代理店の和泰汽車から自動車用情報端末を受注し、自動車用電子機器市場への参入を果たした。11日付工商時報が伝えた。
 
T000080691

 
 中華電信は社内の研究所、法人部門、データ部門、子会社の是方電訊(チーフ・テレコム)、関連会社の勤イ国際科技(キングウェー、イは山の下に威)などによる組織横断的な事業推進部門を設置し、自動車用情報端末事業へと本格参入した。同部門による受注第1号は和泰汽車向けの4万台で、1台当たり単価を5,000~6,000元とすると、受注規模は2億元(約7億1,000万円)前後とみられる。

 中華電信研究所によると、納入される自動車用情報端末は第3世代(3G)ネットワークとGPRS方式にナビゲーション機能を統合し、電子地図ソフトの「PaPaGo」と台湾全土の200万店舗の情報を盛り込んだ「イエローページ」機能を搭載している。

 中華電信は自社ブランドの自動車用情報端末も投入する計画で、航欣科技、環隆電気(USI)などと生産委託に関する交渉を進めている。