ニュース 社会 作成日:2018年11月29日_記事番号:T00080692
花蓮市の高校に通う原住民アミ族の双子の女子高生が、台湾陸上界の「未来のスター」として注目を集めている。
16歳の高校1年生、劉立琳さんと、彼女より24分遅れで生まれた劉立琦さんの双子の姉妹は、共に花蓮市四維高校の観光・飲食コースで学び、さらに陸上競技でも優れた才能を発揮している。
短距離走を得意とする姉の立琳さんは今年10月末に宜蘭で開催された全国大会に出場し、100メートル走で12秒28のタイムで優勝。200メートル走も25秒14で準優勝に輝いた。さらに妹の立琦さんと出場した400メートルリレーでも準優勝を果たした。
その後の花蓮県大会ではなんと、100メートル走、200メートル走、400メートルリレー、1,600メートルリレーの全てで優勝した。今後は来年香港で開催されるアジアユース陸上競技選手権に台湾代表として参加することが決まっている。
一方、妹の立琦さんは走り幅跳びも得意としており、県大会では5メートル38センチを飛んで見事優勝したが、10月末の全国大会では緊張から実力を発揮できず、入賞できなかった。
2人を指導する体育教師の劉厳沢コーチは、立琳さん、立琦さんとも「爆発力」を備えていると評価している。今後は筋力強化と、異なる条件下でのトレーニングを積んでいく方針だ。最近成績が振るわなかった立琦さんについても、経験を積めば無限の可能性があると語る。
なお立琦さん、立琳さんとも、昨年の台北ユニバーシアードの男子100メートル走で史上初の金メダルを獲得した楊俊瀚選手に憧れているそうで、同じように「アジア最速になりたい」と熱く目標を語っている。
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