ニュース その他製造 作成日:2018年11月30日_記事番号:T00080703
台湾経済研究院(台経院、TIER)が29日発表した10月の製造業景気信号指数(速報値)は11.43ポイントで、前月比0.54ポイント上昇したものの、製造業景気信号は5カ月連続の「黄青(後退傾向)」だった。30日付工商時報などが報じた。
製造業景気指数を構成する5項目のうち、需要は前月比0.56ポイント上昇した。台経院景気予測センターは、スマートフォンなどモバイル端末の新製品発売、国際原油価格の高水準が要因と指摘した。その他、原材料投入は0.08ポイント上昇、コストは0.02ポイント上昇した。
一方、5項目のうち販売価格は0.09ポイント下落、経営環境は0.02ポイント下落した。台経院景気予測センターは、米中貿易戦争やアップルのスマホiPhone新機種の販売不調などの要因で、メーカーが今後半年間の景気見通しを悲観していると説明した。
台経院は、来年の景気信号は製造業全体、業種別いずれも「黄青」と予測した。原油価格や原材料価格が最近、大幅下落しており、世界の貿易の影響を受け、台湾の輸出も過去2年のような高成長を維持するのは困難なためだ。
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