ニュース 社会 作成日:2018年11月30日_記事番号:T00080718
宜蘭県で今月初めにバイクの転倒事故が発生。運転していた女性(71)は、走行中に道路脇の小屋から後ろ向きで馬が出てきて、その尻にぶつかって転倒したと主張しているが、馬の飼い主は女性が馬の方をよそ見して自分で転んだと語っており、真っ向から対立している。
事故に遭った女性によると、彼女は今月3日午前11時過ぎ、バイクで帰宅途中に一軒のトタン小屋の前を通りかかったところ、突然、中から巨大な馬が後ろ向きで道路の方に歩み出てきたという。そしてバイクは目の前に現れた大きな馬のお尻を避けきれず、衝突して転倒。女性は2メートルほどはじき飛ばされ、すねなどを負傷した。
馬の飼い主の男は、彼女は馬にぶつかっておらず、勝手に転倒したと主張。女性はこれに納得せず、自分の言い分が聞き入れられないなら相手を提訴するとしている。
飼い主の男性は、小児まひが原因で歩行が困難なことから、約6年前に馬を飼い始め、普段から馬に乗ってリハビリを行っているそうだ。現在飼っている馬は4カ月前に友人から譲り受けたもので、全長2.5メートル、高さ1.6メートル、体重は700キログラムにも達するという。事故発生当時は体を洗ってやろうと小屋から移動させていたそうだ。
通報を受けて駆け付けた警察が調べたところ、馬の尻には目立った傷はなく、また周辺に監視カメラも設置されていなかったことから、双方どちらの証言が正しいのか判断がつかないでいる。
事故の調査を担当した、20年以上のキャリアを持つベテラン警察官は、「馬が加害者と疑われる事件は初めて」と語った。
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