ニュース 電子 作成日:2018年12月3日_記事番号:T00080721
市場の観測によると、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、来年第1四半期は非需要期に当たることから、米中貿易戦争の影響も考慮し、受注価格引き下げを顧客に申し出たようだ。8インチ、12インチウエハー工場のいずれも対象で、値下げにより顧客の発注前倒しを促す狙いとみられる。3日付経済日報が報じた。
同紙によると、TSMCが価格引き下げを申し出るのは異例。値下げ幅については顧客によって異なるとみられ、具体的な数字は不明だ。市場の観測に対しTSMCは、価格戦略や受注状況は公表していないとコメントした。
証券会社は、非需要期に当たる上、アップル製品を含むスマートフォンの販売が低迷していることを理由に、TSMCの来年第1四半期売上高は前期比15%減と予測した。
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