ニュース 金融 作成日:2018年12月3日_記事番号:T00080733
金融持ち株会社の富邦金融控股(富邦金)は2日、これまで19.95%を間接出資していた中国福建省の廈門市商業銀行(アモイ商銀)の株式を直接出資に切り替えたことを機として、1日にアモイ商銀と戦略提携覚書を結んだと発表した。3日付経済日報が伝えた。
富邦金はこれまで、香港法人の「富邦銀行(香港)」を通じ、アモイ商銀の株式を保有していたが、11月30日に富邦金本体への株式譲渡を完了した。
直接投資実現で、今後は柔軟な投資、資本運用効果の向上、監督機関による行政手続きの簡素化などが見込まれる。アモイ商銀は今後、台北分行(支店)の開設を目指す構えだ。
富邦集団の蔡明忠董事長は「富邦金は10年前に香港法人を通じ、アモイ商銀に出資し、台湾の金融機関として初めて中国の銀行に出資した。今回間接出資を直接出資に切り替えたことで、双方の戦略提携に新たな1ページが書き加えられた」と述べた。
アモイ商銀は今年6月末現在で、総資産2,173億人民元(約3兆5,500億円)。上半期の純利益は6億8,600万人民元だった。
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