ニュース 政治 作成日:2018年12月3日_記事番号:T00080741
統一地方選挙で民進党が惨敗したことを受け、行政院は1日、施政検討会議を開き、行政院環境保護署(環保署)の李応元署長、行政院農業委員会(農委会)の林聡賢主任委員、呉宏謀交通部長の辞任が決まった。2日付工商時報が報じた。
林農委会主委は、自身が県長を務めたことがある宜蘭県を含め、農業県での民進党の敗北を辞任理由に挙げた(中央社)
3人は投開票日に口頭で辞意を伝えていたもので、頼清徳行政院長は会議後に3人の辞任を認めることを決めた。
当面は環保署長代行を蔡鴻徳副署長、農委会主任委員代行を陳吉仲副主任委員、交通部長代行を王国材次長(次官)が務め、後任は決定次第発表される。
会議は3時間にわたり行われた。行政院のコラス・ヨタカ報道官によると、頼行政院長は内閣メンバーの士気を喚起しつつ、各官庁からの検討報告を聴取したが、特別な指示は下さなかったという。ただ、頼行政院長は近く、政府による検討結果と改善計画を有権者に自ら説明する構えとされる。
コラス・ヨタカ報道官は施政検討会議で示された民進党惨敗の理由として、▽市民の立場に立って考えなかった▽市民の不満を速やかに解決しなかった▽デジタル時代に市民が日常使用する手段、メディアを通じた意思疎通を行う能力がなかった──という3点を挙げた。
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