ニュース 電子 作成日:2018年12月4日_記事番号:T00080747
4日付経済日報によると、アップルは現在、特許申請中とされる、ディスプレイ埋め込み型の指紋認証技術を早ければ来年発売するタブレット端末「iPad」に採用し、鴻海精密工業傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)が指紋認証モジュールを供給するとの観測が出ている。
アップルの埋め込み型指紋認証技術採用について市場では、宸鴻集団(TPKホールディング)もサプライチェーン入りを果たす可能性があると予測されている。ただ、GISは既にサムスン電子や中国の維沃移動通信(vivo)といったブランド向けに埋め込み型指紋認証モジュールの量産経験を有するため、アップルが同技術を採用すれば大口受注が獲得できるとみられている。
中国・天風国際証券(TFインターナショナル・セキュリティーズ)のアナリストでアップル製品の動向分析で知られる郭明錤氏は、埋め込み型指紋認証技術について、来年は同技術を採用したサムスン、OPPO広東移動通信、vivoのスマートフォン出荷が前年比6倍以上に増えると予測。アップルのiPhoneが採用すれば、出荷台数は2億台に上るとの見方を示した。
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