ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

クラウド向けサーバー、「CPU不足の影響なし」


ニュース 電子 作成日:2018年12月4日_記事番号:T00080750

クラウド向けサーバー、「CPU不足の影響なし」

 クラウドサービス向けサーバーの生産を手掛ける広達電脳(クアンタ・コンピューター)と緯創資通(ウィストロン)傘下の緯穎科技服務(Wiwynn)は、CPU(中央演算処理装置)供給不足の影響は感じないとコメントした。2019年も大幅成長が続くと、両社とも楽観的な見通しを示した。4日付電子時報が報じた。

 市場では、インテルのパソコン向けCPUに続き、サーバー向けCPUにも供給不足が生じているとの情報が伝えられていた。

 クアンタは、欧州や北米の顧客の欧州でのサーバー需要が堅調なことから、ドイツのヴュルゼレン工場近くに新工場を設置し、11月に量産を開始した。今後の受注増を見込み、新工場の面積は既存工場の2倍だ。

 またクアンタは、米中貿易戦争を受けて林口工場(桃園市)の生産ラインをサーバー用に転換し、既に量産、出荷している。

 クアンタは、グーグル、フェイスブック(FB)、アマゾンなどクラウドサービス大手だけでなく、中堅のクラウド業者や通信キャリア向けサーバー市場の開拓を進めている。