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11月新車販売1割減、統一地方選で模様眺め【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年12月4日_記事番号:T00080753

11月新車販売1割減、統一地方選で模様眺め【表】

 11月の新車登録台数は3万6,011台で前月比で2.8%増ながら、前年同月比10.9%減と、前年同月を下回った。業界関係者は、11月24日投開票の統一地方選挙や住民投票が不確定要素となり、模様眺めムードが漂ったと指摘した。4日付工商時報などが報じた。

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 首位のトヨタ台湾総代理店、和泰汽車は9,514台(市場シェア26.4%)で、前月比0.9%増、前月比16.9%減だった。

 一方、2位の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)は4,099台(シェア11.4%)で、前月比7.4%増、前年同月比4.5%増とプラス成長だった。SUV(スポーツ多目的車)「アウトランダー」や商用車の販売が好調だった。

 3位以下はいずれも前年割れで、▽裕隆日産汽車、3,930台(前月比19.7%増、前年同月比1.8%減、市場シェア10.9%)▽ホンダ台湾、2,921台(前月比6.5%増、前年同月比8.7%減、シェア8.1%)▽台湾賓士(メルセデス・ベンツ台湾)、2,229台(前月比11.4%減、前年同月比1.4%減、シェア6.2%)▽台湾馬自達汽車(マツダモーター台湾、MMT)、2,097台(前月比13%減、前年同月比3.2%減、シェア5.8%)──だった。

 11月の新車登録台数のうち、輸入車の割合は47.6%と、前月比1.7ポイント下落した。

 1~11月の新車販売台数は39万3,142台で、前年同期比2.3%減少した。