ニュース 電子 作成日:2018年12月5日_記事番号:T00080770
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のDRAMエクスチェンジは4日、第4四半期のDRAM価格下落幅は平均8%と予想以上で、来年第1四半期は下落幅がさらに拡大し、DRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)や華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)などの業績を直撃すると指摘した。5日付経済日報などが報じた。
DRAMエクスチェンジによると、第4四半期のDRAM価格の平均下落幅は約8%に拡大。特に▽汎用(はんよう)品▽サーバー用▽特殊用──で10%近い下落だ。一方、モバイルDRAMは供給不足時の値上げ幅が小さかったこともあり、第4四半期の下落幅は5%程度にとどまっている。
南亜科技が4日発表した11月の連結売上高は前月比19.7%減、前年同月比約6%減の54億300万台湾元(約198億円)と、2016年9月以来続いていた前年同月比成長がストップした。米中貿易戦争の影響による需要低下、関税の引き上げを受けたサプライチェーンの生産調整、インテルのCPU(中央演算処理装置)供給不足により、出荷量が減少し、販売価格も下落した。
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