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11月バイク新車販売3割減、統一地方選で模様眺め【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年12月5日_記事番号:T00080778

11月バイク新車販売3割減、統一地方選で模様眺め【表】

 11月のバイク新車登録台数は6万2,408台で、前年同月比30.1%減だった。業界関係者は、統一地方選挙(11月24日投開票)前の模様眺めや、昨年第4四半期は各社の販促で買い替えが進み、数値が高かったことなどを理由に挙げた。5日付工商時報などが報じた。

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 上位3社は、▽光陽工業(KYMCO、キムコ)、2万1,014台(前年同月比35%減、市場シェア33.7%)▽台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾、YMT)、1万4,169台(44.9%減、シェア22.7%)▽三陽工業(SYM)、1万2,861台(25.4%減、シェア20.6%)──と、いずれも大幅減だった。

 一方、電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)は前年同月比25.3%増の8,347台、市場シェアは13.4%で過去最高だった。Gogoro台湾の陳彦揚シニアマーケティング総監は、11月に発売した「Gogoro S2 Cafe Racer」と「Gogoro S2 Adventure」など「S Performance」シリーズがよく売れたと説明した。来年からの電動バイク購入補助金減少を予想しての駆け込み需要もあったようだ。

 1~11月累計の新車登録台数は76万4,015台で前年同期比14.4%減だった。