ニュース その他製造 作成日:2018年12月5日_記事番号:T00080780
タイヤ最大手の正新橡膠工業(CST)は4日、中国の天津工場の生産を停止し、同国北部における倉庫・物流・販売サービスセンターに変更することを董事会で決定したと明らかにした。5日付工商時報が報じた。
CSTの羅永励副総経理は、天津工場は環境規制により生産量を減らす必要があり、自転車用タイヤの日産能力は4万本、バイク用タイヤは1万~2万本で収益性が悪いため、倉庫・物流・販売サービスセンターへの変更を決定したと説明した。
羅副総経理は、天津工場の生産能力は別の工場に移転すると説明。また、天津工場が同社の1~10月連結売上高に占める割合はわずか0.68%であるため、大きな影響はないと強調した。
天津工場の生産能力は主に福建省の漳州工場に移転する計画だ。漳州工場の敷地は120ヘクタールで拡張余地が大きい。羅副総経理は、漳州工場のバイク、自転車用タイヤの日産能力は合計で約25万本と説明した。
この他、CSTのインド工場はホンダからのバイク用タイヤの受注が増えている他、インドのバイク最大手、ヒーローの認証を取得したことから、2020年にも黒字化する見込みだ。
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