ニュース 医薬 作成日:2018年12月5日_記事番号:T00080781
中外製薬は4日、100%子会社の台湾中外製薬が、同社創製のバイスペシフィック抗体「HEMLIBRA」について、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)から「血液凝固第8因子に対するインヒビターを保有する血友病A(先天性血液凝固第8因子欠乏症)患者に対する週1回の皮下投与による予防投与療法」への承認を得たと発表した。
HEMLIBRAは、同社独自の抗体改変技術を用いて創製されたバイスペシフィック抗体で、活性型第9因子と第10因子に結合し、活性型第9因子による第10因子の活性化反応を促進することで、血友病Aで欠損または機能異常を来している第8因子の補因子機能を代替する。2017年11月に米国食品医薬品局(FDA)より「血液凝固第8因子に対するインヒビターを保有する成人および小児の血友病A患者に対する週1回の皮下投与による予防投与療法」が世界で初めて承認され、現在では世界50カ国以上で承認されている。
TFDAからも承認を受けたことに同社は「治療選択肢の限られているインヒビター保有の血友病Aの方々にとってHEMLIBRAが新たな治療選択肢として貢献できるよう、台湾中外製薬と協働していきたい」とコメントした。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722