ニュース 商業・サービス 作成日:2018年12月5日_記事番号:T00080783
ホテル料金比較サイトのトリバゴが消費者に誤解を与えているとして、豪州で罰金処分を受けたことを受け、蘋果日報がトリバゴの中国語版を分析した結果、異なるタイプの部屋の価格を比較して大幅な値引きを装うなどの問題点が見つかった。行政院消費者保護処(消保処)は豪州での処分を受け、既に文書で公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)に調査を求めた。5日付同紙が伝えた。
トリバゴは「同じタイプの部屋でも予約サイトによって料金が異なる」などと宣伝しているが、検索結果で最低価格として推薦したサイトが必ずしも最低価格ではない例が見つかった。台北W飯店(W台北)を例に取ると、検索結果の最上部に表示された予約サイトの価格よりも、別の予約サイトの価格の方が安かった。手数料収入が多く得られる予約サイトが上部に表示される仕組みが存在することが理由とみられる。
また、同じホテルで面積が28坪の部屋と13坪の部屋を並べて、価格を比較していることも誤解を招くと指摘された。28坪の部屋の表示価格の上に線を引き、その下に13坪の部屋の価格を表示して、消費者に大幅な値引きが行われていると思わせる手法だ。
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