ニュース 金融 作成日:2018年12月5日_記事番号:T00080786
金融監督管理委員会(金管会)は4日、今年1~10月の市中銀行の税引き前利益が前年同期比7.7%増の2,932億台湾元(約1兆800億円)で過去最高になったと発表した。通年での過去最高は2014年の3,201億元で、この数字を更新できるかどうか注目される。5日付経済日報が伝えた。
オフショア銀行部門(OBU)の利益が小幅な減少となった以外は、台湾域内の本支店、中国を含む海外支店ともに増益だった。ただ、10月単月での税引き前利益は世界的な株安のあおりを受け、前年同月比2.4%減の252億元だった。
10月末現在で、市中銀行の貸付残高は28兆3,203億元で、前月末から2,201億元、約0.8%増加した。1~10月の融資の伸びは1兆2,600億元で、過去の同じ期間と比較すると、11年(1兆3,300億元)以来の伸び幅となった。
ただ、中国経済の減速を受け、中国で台湾系銀行の不良債権比率は10月末時点で平均0.72%となった。これは16年4月末(1.21%)以来の高水準だ。
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