ニュース その他製造 作成日:2018年12月6日_記事番号:T00080808
飲料容器大手、宏全国際集団(THC)の曹世忠総裁は5日、米国内に工場3基を有する現地の包装材メーカーの買収を検討していると明かした。これが実現すれば、宏全国際にとって初の米国における生産拠点となる。6日付工商時報が報じた。
宏全国際は現在、▽コカ・コーラ▽ペプシコーラ▽統一企業(ユニプレジデント)▽サントリー▽キリン──など大手飲料ブランドを顧客に抱えており、台湾、中国、東南アジア、アフリカの45カ所に生産拠点を開設している。しかし工場を設置していない米国には、台湾で生産した瓶のふたを輸出するにとどまっており、販売額は台湾工場の売上高の1%未満となっている。
現在買収を検討中の地場メーカーは、ダラス、シカゴ、ロサンゼルスに工場を構え、年間売上高は1億米ドル。ただ規格品を手掛ける宏全国際とは異なり、規格化されておらず、利益率の高い瓶や缶を少量ずつ生産している。買収が合意に至れば、宏全国際は米国で自社製品の生産も行う方針だ。
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