ニュース 食品 作成日:2018年12月7日_記事番号:T00080831
スナック菓子「乖乖」やビスケットの「孔雀餅乾」で知られる乖乖公司で兄弟間の経営権争いが起き、6日の臨時株主総会では赤字経営に対する廖明輝董事長の責任を追及した実兄の廖清輝氏が経営権を掌握した。7日付蘋果日報が伝えた。
乖乖公司は現在年商約10億台湾元(約36億6,000万円)で、近年は連続赤字が続いていた。廖清輝氏は経営から退いていたが、廖明輝董事長がオーナー一族以外の資金支援者である張貴富氏に接近。廖明輝董事長から取得した約26%の株式を背景に張氏が発言力を増したことに不満を抱いていた。
廖清輝氏サイドは今回、一族や従業員など議決権比率で55%の株主から支持を取り付け、臨時株主総会での役員改選で董事2人、監事1人のポストを獲得し、董事会で多数派に立った。
廖明輝氏は2013年に創業者で父親の廖金港氏が亡くなった後、董事長を務めていたが、役員改選では董事にも選出されず、董事長の座を追われた。
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