ニュース その他製造 作成日:2018年12月7日_記事番号:T00080834
川崎重工業航空宇宙システムカンパニーの下川広佳バイスプレジデントは6日、「2018年台湾航空宇宙産業・政策フォーラム」に出席した際、同社が受注したボーイング787-9型機の複合材料を漢翔航空工業(AIDC)に発注すると表明した。AIDCによると、同社は川崎重工から複合材料「FTE」を当初予定の2021年から19年に前倒しで受注し、受注規模は数億台湾元(1元=約3.65円)規模に達するとみている。7日付工商時報が報じた。
台湾航空宇宙産業・政策フォーラムで陳建仁副総統は、台湾の航空産業サプライチェーンと周辺の協力産業は、政府の支援によってますます力をつけてきたと強調した(6日=中央社)
川崎重工とAIDCは、先月開かれた国際航空宇宙展2018東京でも、ボーイング787-10型機の複合部品のOEM(相手先ブランドによる生産)発注で契約を更新しており、協力関係を強めている。川崎重工は宝一科技(エアロウィン・テクノロジー)、天陽航太科技(アビオキャスト)とも提携しており、台湾航空宇宙産業においてサプライチェーンを形成している。
台湾航空宇宙産業の昨年の生産額は1,085億元で、年平均成長率は8%。経済部工業局では、今年は過去最高の1,200億元に達するとみている。
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