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スカイウオークの新設、観光局が待った


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年12月7日_記事番号:T00080836

スカイウオークの新設、観光局が待った

 台湾各地で最近、「スカイウオーク」「景観橋」などと呼ばれる高架橋形式の遊歩道や壁画アート集落などが相次いで登場しているが、コンセプトがどこも似ており、特色を欠くとの指摘が持ち上がり、交通部観光局は6日、立法院での答弁で、スカイウオークの新規建設を認めない方針を表明した。7日付蘋果日報が伝えた。

/date/2018/12/07/11skywalk_2.jpg高雄市岡山区で今年2月に一般開放されたスカイウオーク「崗山之眼」。周辺の観光スポットの行楽客を2割増やす効果をもたらした(中央社)

 観光局には今年、三つの自治体からスカイウオークの建設計画が提出されたが、いずれも却下された。観光局はスカイウオークと壁画アート集落について、今後は補助を行わず、各自治体にもっと特色ある観光開発を求めていく構えだ。

 台湾全土には現在、スカイウオークが13カ所、壁画アート集落が80カ所あり、特に最近3年で急増した。一部では環境破壊だとする反対運動も起きている。