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福州商銀、台湾資本の受け入れに意欲


ニュース 金融 作成日:2008年6月12日_記事番号:T00008084

福州商銀、台湾資本の受け入れに意欲

 
 中国・福建省銀行業協会は、今月18日と19日、台湾の銀行など金融機関13社を招いての金融フォーラムを開く。梁建勇福州市副市長は、福州市商業銀行への台湾金融機関からの出資を歓迎する発言を行っており、梁副市長の主催する座談会で出資の呼び掛けが行われるとみられる。12日付工商時報が報じた。 
 
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 福建省銀行業協会からフォーラム参加への招待を受けたのは、▽彰化銀行▽第一銀行▽華南銀行▽台湾中小企業銀行▽中国信託商業銀行▽台北富邦銀行▽上海商業儲畜銀行▽永豊銀行▽合作金庫銀行▽台湾土地銀行▽国泰世華銀行▽国泰人寿保険▽統一証券──の13社。

 梁副市長は、外資銀行2行が福州市商業銀行に対する20%の出資意欲を示しているものの、台湾の金融機関に対し5%分を保留しておくと語っている。

 現段階で台湾の金融機関は中国の銀行に対し直接出資はできない。富邦金融控股は11日、香港子会社を通じて廈門商業銀行(アモイ銀行)に20%を出資する契約を結んだが、これが台湾の金融機関が間接出資を行った初のケースだ。