ニュース 電子 作成日:2018年12月10日_記事番号:T00080849
10日付経済日報によると、電子ペーパー(EPD)最大手の元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)は最近、EPD技術を活用したサブディスプレイ搭載機種の投入を計画する中国のスマートフォンブランドから相次いで提携の申し入れを受けているもようだ。アップルのiPhone新機種の売れ行きが低迷する中、中国ブランドは同製品をシェア奪取に向けたキラー製品としたい考えとされる。
EPDで先行するヨタ・デバイセズのヨタフォン。背面のサブディスプレイにも情報を表示できる(ヨタ・デバイセズリリースより)
EIHとの提携を模索する中国のスマホブランドとしては、海信集団(ハイセンスグループ)、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、魅族科技(メイズ)、酷派(クールパッド)などの名が上がっている。EIHの李政昊総経理は「近く、当社のEPDをサブディスプレイに採用したスマホ新製品が発表される」と認めたものの、詳細は明らかにしなかった。
なおEPDを採用したサブディスプレイをスマホの背面に配置したスマホはこれまでにEIHが供給するロシアのヨタ・デバイセズや、聯発科技(メディアテック)と提携する中国のSiswooが投入している。▽デュアル画面▽目に優しい▽低電力消費──といったメリットが飽和状態を迎えるスマホ市場で注目を集めている。
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