ニュース 電子 作成日:2018年12月10日_記事番号:T00080853
10日付経済日報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)は米中貿易戦争のリスク回避のため、今後半年以内に中国の生産拠点を米国、メキシコ、台湾、ベトナムに分散する計画だ。
米国ではテキサス州ヒューストンなどに、中国・広西チワン族自治区南寧市のクラウド用ハイエンドサーバーの生産拠点を移転する。
メキシコでは、北米で提供する企業向けネットワーク通信・クラウドサーバーサービスを支援する。鴻海は12月にメキシコで100人規模のメーカーを買収しており、今後は一連の認証手続きを完了させる計画だ。
台湾へはGPU(グラフィックスプロセッサー)や車載用・北米向けストレージ製品などの生産を移管する他、最先端のスマート技術開発も強化する。
ベトナムへは、一部の家庭用ネットワーク機器と北米向けLTE・第5世代移動通信(5G)用ネットワーク機器の生産ラインを移転する。
鴻海は一方、世界各地の工場のスマート化を加速する計画で、今後半年で▽ベトナム▽中国の天津市・南寧市▽米国▽メキシコ▽チェコ──の工場に人工知能(AI)技術を順次導入するもようだ。
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