ニュース 石油・化学 作成日:2018年12月10日_記事番号:T00080859
炭素繊維(カーボンファイバー)メーカーの永虹先進材料(UHTユニテック)は7日、世界初をうたう炭素繊維複合材料の高効率リサイクルシステムを発表した。今後、航空機・部品メーカーの漢翔航空工業(AIDC)から余剰および使用済み複合材料の提供を受けるなど、共同でリサイクル事業を進めていく。10日付工商時報が報じた。
UHTユニテックが開発した高効率リサイクルシステムは、自転車用炭素繊維複合材料の粉砕、処理、回収、再生といった工程を40フィートコンテナ内に集約したもので、移動させることも可能だ。始動させるまでに1時間、処理自体は3~30分で完了する。
王智永執行長によると、年間50トンの炭素繊維複合材料を処理した場合、1キログラム当たりの処理コストは1米ドルに抑えることができるという。1台当たりの年処理能力は80~100トンまで拡充可能。現在、販売価格を検討中だ。
今回の発表会には漢翔のほか、炭素繊維複合材料大手の拓凱実業(トップキー)、自転車大手の巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)、自転車大手の米スペシャライズド、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)などが参加した。
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