ニュース 政治 作成日:2018年12月10日_記事番号:T00080868
頼清徳行政院長は7日、「時が来れば必ず辞任し、政治責任を取る。敗北の反省を空言にはしない」と述べ、あくまでも辞任する考えを強調した。その上で「私が離れれば、蔡総統は思い切りやって成果を上げられるだろう。新たな局面も生まれるだろう」と語った。8日付自由時報が報じた。
辞意は固いと強調する頼行政院長。蔡総統を「沈む泥舟」とみなしたのだろうか(7日=中央社)
頼行政院長の発言は、前日に蔡英文総統が記者会見で頼院長を「緊密な仕事のパートナー」と述べて、来年1月の来年度予算案成立後の辞任説を否定した直後で、蔡総統に反論する形となった。頼行政院長は蔡総統と距離を置きたい思惑があるとみられる。
辞任は1月かとのメディアの質問に対し、頼行政院長は「その時が来たら皆に報告する」と回答した。2020年の総統選挙への立候補意欲に関する質問に対しては、肯定も否定もしなかった。
頼行政院長はまた、統一地方選の敗北理由に関して、▽人々の苦しい生活への省察が不十分だったこと▽政策遂行における緻密さの欠落▽大きな議論と不満を引き起こした改革手法▽フェイクニュースの攻撃に対する有効かつ迅速な対応能力の欠落▽立法院と行政院のコミュニケーションおよび政府の人材登用の課題──を五大要因とする報告を行った。
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