ニュース 社会 作成日:2018年12月10日_記事番号:T00080870
台湾の対中窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の董事長などを歴任した江丙坤氏(85)が8日夜、台北市内のホテルで友人と会食中に倒れ、心肺停止の状態で病院に搬送された。10日付蘋果日報などが伝えた。
搬送先の馬偕紀念医院によると、江氏は心拍を取り戻し、集中治療室に収容された後、大動脈解離と診断され、9日未明に出血を止める手術を受け成功した。
江氏は1932年に現在の南投県で生まれ、李登輝政権で経済部長、経済建設委員会(現国家発展委員会)主任委員を歴任。馬英九政権で海基会董事長を2012年まで務め、中国・海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林主任と8回にわたり会談。航空機の中台直航便実現、中国人観光客の台湾旅行解禁、海峡両岸経済協力枠組み協定(ECFA)締結交渉をなどに尽力した。東京大学に留学経験があり、日本語が流ちょうで、日本の政財界とも太い人脈がある。
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