ニュース 社会 作成日:2018年12月10日_記事番号:T00080872
日本の大手旅行会社、阪急交通社がこのほど発表した今年のクリスマスシーズンの海外旅行先ランキングで、台湾がドイツやチェコなど「クリスマスマーケット」の本場として知られる欧州各国を抑えて1位を獲得した。近年の台湾旅行ブーム、費用が安いこと、温暖で過ごしやすいことから手軽な旅行先として選ばれやすいと分析されている。
鮮やかなイルミネーションが観光客の目を楽しませる(新北市政府リリースより)
阪急交通社のランキングは今年12月24日の宿泊が含まれる海外ツアーの申し込みデータを基に集計したもの。ランキング上位の旅行先についての解説では、台湾のクリスマス事情について、「全体でクリスマスムードは日本より抑えめ」としつつ、特に新北市政府が毎年開催しているイベント「新北市歓楽耶誕城(クリスマスランド・イン・ニュー・タイペイ・シティー)」を取り上げ、「きらびやかなイルミネーションはもちろん、新北市政府庁舎では毎年プロジェクションマッピング(建物などに映像を投影し、立体的な空間を演出する手法)も行われている」と紹介した。
今年の新北市クリスマスランドは、11月16日夜に市庁舎そばの市民広場で巨大クリスマスツリーの点灯式が実施されて開幕。▽市民広場、「サンタ銀河」エリア▽台湾鉄路(台鉄)板橋駅前広場、「ファンタジー銀河」エリア▽万坪公園、「ポリー銀河」エリア▽都市交通システム(MRT)板橋駅、「環状銀河」エリア──の4エリアで色とりどりのイルミネーションを楽しむことができる。
7日夜には市庁舎を使ったプロジェクションマッピングも披露されるなど、現在、週末ごとにイベントが開催されており、イブに当たる24日にも午後1時から10時まで盛大なパーティーが開かれる予定だ。
なおイルミネーションやプロジェクションマッピングは来年1月1日まで展示されるため、一度足を運んでみてはいかがだろう。
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